日本には数多くのオンラインカジノが展開されていますが、海外の運営会社が自社でゲームを作り、勝手にカジノを開いているわけではありません。
法律を遵守し、適切なカジノ運営が行われるよう、以下の業者や機関が関連しています。
各業者、機関は以下のような役割を担っています。
1.運営会社
オンラインカジノを運営し、プレーヤーから現金を受取り、ゲームに勝ったプレーヤーに勝利金を渡します。
2.ソフトウェア会社
運営会社にオンラインカジノ用のゲームソフトを提供します。
3.ライセンス発行機関
運営会社にライセンスを発行し、定期的な監査によって公正に運営が維持されているかをチェックします。
4.決済会社
オンラインカジノとプレ-ヤー間での現金の授受を仲介します。
なお決済会社を通さなくても、クレジットカードや銀行送金で直接オンラインカジノとの入出金は可能です。
各業者、機関の内容は以下になっています。
1.運営会社
日本で展開しているオンラインカジノの運営会社には、ベラジョンカジノやチェリーカジノ、ジパングカジノなどがあります。
各オンラインカジノがいくつもの種類のゲームを設置しており、独自のボーナスやプロモーションなどのサービスを提供しています。
なお必ず、ホームページに取得したライセンスが表記されています。
2.ソフトウェア会社
ソフトウェア会社には主に、マイクロゲーミングやネットエント、プレイテックなどがあります。
オンラインカジノのほとんどは同じ大手のソフトウェア会社からゲームを提供してもらっています。
ベットや配当のシステムはソフトウェア会社が構築しているため、オンラインカジノで不正ができない仕組みになっています。
1)マイクロゲーミング
世界最大手の老舗ソフトウェア会社です。
取引する際には厳しい審査が行われ契約料も高額なため、資金力に余裕があり且つレベルの高い運営会社しか契約ができません。
高質なゲームが数多くあり、「ジュラシックパーク」や「ターミネーター2」などとコラボしたゲームもあります。
2)ネットエント
開発されたゲームは全て、テクニカルテストとナショナルラボラストリーサイエンスの両機関から認定を受けています。
また、ゲームの公正さや配当の正確性などを厳しく審査するeCOGRAからも認定を受けており、信頼性の面では高い評価を受けています。
サプライズ性や娯楽性の高いゲームの多いことが特徴になっています。
2)プレイテック
オンラインカジノのゲームだけではなく、ネット上で配信されるゲームを提供している大手のソフトウェア会社です。
開発から維持、管理まで全てを自社で行い、安全性や公平性には定評があります。
ゲームの多くに日本語の解説があるため、日本人プレーヤーにも利用しやすくなっています。
3.ライセンス発行機関
ライセンス発行機関とはカジノを合法としている国や政府の機関のことで、運営業者を審査し、カジノの運営を認めるライセンスを発行します。
ライセンスを取得していないオンラインカジノは違法カジノであり、詐欺に遭う可能性が高いため手を出すのは厳禁です。
また、プレーヤー自身も法律違反の罪を問われることになりかねません。
なお、一言でライセンスといってもお金で買える質の低いものがあれば、様々なチェックにパスしないと取得できない厳格なものもあります。
従って、オンラインカジノで安心してプレーするには、威厳の高いライセンスを取得しているオンラインカジノを選択することが大事です。
現在、安全性で高い評価を得ているライセンスは、以下の9つの国や政府が発行するものです。
それ以外のライセンスは避けた方が賢明です。
・マルタ
・イギリス
・ジブラルタル(イギリス領)
・マン島(イギリス国王室属領国)
・オルダニー島(イギリス国王室属領国)
・アイスランド
・フィリピン
・カナワケ(カナダ)
・キュラソー島(オランダ領)
ちなみに、日本で運営されているオンラインカジノのライセンスはほとんどが、マルタ、キュラソー島、カナワケで取得されたものです。
ライセンスの審査では主に以下のことがチェックされます。
・運営を維持できる十分な資金力
・運営者の高度な経営能力
・犯罪組織との関わりの有無
・信頼性の高いソフトウェアの提供
・コンプライアンスの確立
なおライセンスは一度取得すれば永久に保持できるわけではなく、継続的に高額なライセンス料を支払い続けなければなりません。
また定期的監査に合格しないとライセンスを剥奪されます。
4.決済会社
決済会社には、iWallet(アイウォレット)やecoPayz(エコペイズ)、Venus Point(ヴィーナスポイント)などがあります。
iWalletとecoPayzは電子決済で入出金し、Venus Pointはポイントでの入出金になります。
オンラインカジノは入出金管理を簡易化するため、必ず決済会社と提携しています。
プレーヤーにとってもいくつものオンラインカジノでプレイする場合に、オンラインカジノごとに資金の管理をするのは手間がかかります。
決済会社を利用すれば1つで済みます。
ルーレットはカジノゲームの代表の一つですが、オンラインカジノでも人気があります。
37又は38個のホールの中で、どの場所にボールが入るのか予測するものです。
ルール自体がシンプルなので、誰でも参加できるのが魅力です。
ルールはシンプルですが、これまで多くのギャンブラーを虜にしてきました。
それだけ奥の深いゲームであり、知れば知るほどその世界に引き込まれるわけです。
ルーレットの特徴の一つが、プレイヤーが配当を選べることです。
これは他のゲームには見られないもので、ルーレットの醍醐味でもあります。
またベットの仕方もバラエティに富んでおり、ギャンブラー心をくすぐられるわけです。
「赤か黒」や「偶数か奇数」のようなベットもあれば、1目に絞ったベットもあります。
前者であれば配当は2倍となり、後者は36倍の高配当になります。
ルーレットでは円盤の中をボールが転がりますが、その動き自体に魅了されるものです。
それは丸で生き物のような動きとなり、回転が収まるときのドキドキ感もたまりません。
自分がベットしたホール入るかどうかの瀬戸際に、プレイヤーは手に汗を握ることになります。
こうしたスリルやドキドキ感は、他では味わえないものです。
ルーレットに慣れてくると、ホイールのレイアウトなども自然に頭に入ってきます。
そうなれば、かなり前からボールが落ちるホールの目当てが付くわけです。
そして、予想と結果を比べるのも同ゲームの楽しみとなります。
細かいレイアウトを知らなくても、「赤か黒」のベットであれば結果が直ぐに分かって興奮します。
ルーレットの醍醐味の一つが、自分好みのベットレイアウトを作れることです。
ベットレイアウトとは、どのような割合でチップをベットするかの配置を意味します。
インサイドベットで高配当を狙ったり、アウトサイドベットで手堅く勝負したりします。
またそれらを組み合わせることで、自分なりの戦略を立てるわけです。
ベットレイアウトは資金計画やゲームの流れによって、柔軟に選択していくことがポイントです。
そのために各ベットの配当や確率などを計算し、最適なレイアウトを選択することがコツになると言えます。
実際定石となっているベットレイアウトも数多くあり、それらを覚えることで勝負に活かせるわけです。
ルーレット自体はシンプルなルールですが、ベットレイアウトによって奥深いゲームとなるものです。
ルーレットをオンラインカジノで楽しむなら、ライブカジノがおすすめです。
実際のディーラーがゲームを行っており、本場のランドカジノと同様のスリルが味わえます。
生の人間がディーラーを務めるので、ディーラーによって色々なクセや特徴があるのも楽しめます。
そうしたクセなどを見抜くことで、ゲームの戦略に活かせるわけです。
ルーレットは回転盤とボールの微妙な動きが左右しますが、ディーラーによっては一定の偏りが発生するケースも少なくないからです。
特に達人クラスのディーラーとなれば、思い通りのホールにボールを入れられると言われています。
ベットはボール投入後にできるので、参加者が不利になることはありません。
それ故、そうした心理なども読み取りながらベットするのもルーレットの楽しみとなります。
ルーレットのベットには、インサイドとアウトサイドに分かれています。
インサイドベットは数字にベットするやり方で、1目~6目まで6通りの種類があります。
配当に関しては6倍~36倍となるわけです。
それぞれベットには専門用語があり、1目は「ストレートアップ」で2目は「スピリット」と呼ばれます。
スプリットでは、隣り合った数字の真ん中にチップを配置します。
3目は「トリオ」となり一列の数字3つにベットします。
4目は「コーナー」と呼ばれ、4つの数字の真ん中に配置します。
5目は「ファーストファイブ」と称され、アメリカンルーレットのみに存在します。
そして6目は「ダブルストリート」となり、ストリート2つ分にベットするわけです。
一方アウトサイドベットは、「赤か黒」など数字以外にベットするやり方です。
「コラム・ダズン」は、列ごとの12点をまとめてベットします。
その他、数字の前半と後半を分けた「ハイ・ロー」などがあります。
ルーレットは「カジノの女王」と言われ、昔から多くの攻略法が考案されてきました。
100%勝てる必勝法というものは世の中に存在しませんが、勝率を高める攻略法というものはあるわけです。
その多くは資金の管理やベットに関する工夫となっています。
特に資金管理は重要なポイントとなり、長くプレイするための秘訣となります。
特にオンラインカジノではゲームがいつまでも続くので、止め時を決めておくことが大事です。
そのためには目標利益を決めたり、負け額の上限を定めておくことです。
サイトによっては1日の当入金額の上限を設定できるので、自分の意志に自信がないプレイヤーの役に立ちます。
オンラインカジノは違法なのではないか。
これは様々な所で語られていました。
近年は「何となくOK」な風潮が流れていますが、かつては「グレーゾーン」とも揶揄されていました。
そもそも「何となくOK」となった点に関しても理由があるからこそなのですが、現実的にオンラインカジノが違法なのか、あるいは合法なのかについて様々な点から考えてみるとしましょう。
まず、オンラインカジノを「違法」とする根拠としては国内法です。
そもそも日本国内ではカジノだけではなく、ギャンブルそのものが違法です。
競馬や競輪等はいわば「公営ギャンブル」として国が管理しています。
パチンコに関しては三店方式によるこちらもいわばグレーゾーンとされていますが、いずれにせよ国内の法律ではギャンブル・賭博行為そのものが禁止されています。
そして、インターネット上であってもその点は同様だという論調です。
一方で、オンラインカジノは合法だとする声もあります。
もちろん国内法がカジノを禁止している点は十分に理解した上でです。
というのも、オンラインカジノは基本的に海外の業者が運営しています。
インターネットという場所を問わずに楽しめるものだからこそ、日本国内に居ながらにしても海外のコンテンツを楽しめます。
オンラインカジノは海外の業者、もっと言えば「カジノが合法の国の業者」が、「カジノが合法な国」のサーバーにて運営しています。
インターネット環境を利用することで日本にいながらにしてもそれらを利用できるというだけで、理屈としてはカジノが合法な国まで足を運んで楽しんでいるのと同じというものです。
実際、現実的な面から考えると、海外旅行等でカジノを楽しんでも国内法には問われません。
カジノだけではなく、法律は「足を踏み入れている場所」に準拠するものなので、日本人がアメリカに足を運べばアメリカの法律を意識しなければなりませんし、逆にアメリカ人が日本を訪れている間は日本の法律が適用されることになります。
つまりアメリカで合法だからといって、アメリカ人が日本で賭博を楽しんだら法律に問われることになります。
この理屈から、海外のサーバーで運営されているオンラインカジノは「合法だ」とする声があります。
しかし、これらの話は「実行」しなければ確定しません。
分かりやすく言えば、どのようなことも六法全書に照らし合わせて判断するのではなく、裁判所にて裁判を行うことで違法なのか合法なのかが判断されます。
例えばかつてオンラインカジノ同様、グレーゾーンと揶揄されていた消費者金融の金利問題。
この問題もまた、法的見地から合法だという声もあれば、違法だという声もありました。
しかし結論はとある消費者が消費者金融相手に裁判を起こし、そこで違法という判決が下されたことでようやく「違法」だとなりました。
つまり、オンラインカジノに於いても合法なのか違法なのかは、裁判の場で争わなければ分からない部分なのです。
実はオンラインカジノでは逮捕者が出ています。
この事実から「違法だ」とする人もいるのですが、逮捕されたものの嫌疑不十分とのことで起訴にまでは至りませんでした。
冒頭で「何となくOK」な風潮が広がっているとお伝えしたのはそのためです。
逮捕されたものの不起訴となったことで、同じ罪状で逮捕したとしても起訴されないことが証明される形となってしまったのです。
もしもそこで起訴され、かつ違法だと裁判所に判断されていれば、オンラインカジノはいくら海外のサーバーで提供されているとはいえ「違法」と判断されることになったでしょう。
しかし、実際には裁判にさえ進めることができなかったのです。
結果オンラインカジノは「合法」「違法ではないもの」だと判断されるようになったのです。
警察側とすれば、オンラインカジノの利用者が増えていることで何らかの対策を講じておきたかったのかもしれませんが、皮肉なことにその対策のおかげでむしろ「オンラインカジノは起訴できない」ことを証明してしまったのです。
さらには今後はIRも控えています。
IRは事実上カジノ解禁とも言われている法案ですので、施行されることになればカジノは違法ではなくなります。
これらの動きから、オンラインカジノは「何となく合法」として扱われているのです。
オンラインカジノの法的見地は専門家の間でも様々な意見が出ていました。
しかし、現実的は起訴するにも至らない事案だったということです。
更には今後IRが控えることを考えると、オンラインカジノに対して法的見地から疑問の声が上がることも少なくなっていくであろうことが予想されています。
法律的な面からオンラインカジノを始めることに不安を抱いていたユーザーは、そこまで心配する必要がないものだと分かっていただけたのではないでしょうか。
悪質なオンラインカジノはボーナスを多く支給する傾向があります。
ボーナスを多く支給している背景には、オンラインカジノで遊んでほしいと考えているためです。
多くのボーナスを提供するとユーザーが寄ってくるだろうと考えられており、実際にボーナスをかなり引き上げているオンラインカジノもあります。
しかし、オンラインカジノのボーナスが大きい反面、出金するための条件などが厳しく設定されているほか、受け取ったボーナスによって出金額が大幅に制限されるなどの問題もあります。
オンラインカジノのボーナスは適切な金額に抑えられていることが大事です。
悪質なオンラインカジノが支給しているボーナスは異常なまでに多くなっており、他のオンラインカジノが提供しているボーナスよりもかなり上回っていることが多いです。
基本的にオンラインカジノが支給しているボーナスは低く抑えられていますが、悪質なオンラインカジノの場合は破格のボーナスを支給する場合があります。
その狙いは本来ならあり得ないほどのボーナスを支給して、より多くのプレイヤーを集めようと画策しているのです。
悪質なオンラインカジノが企んでいるのは、ボーナスで遊んでくれたユーザーが引き続き入金してくれることです。
入金さえしてもらえれば、後はそのお金を出金させないように仕向けるだけで利益になります。
オンラインカジノのプレイヤーは、ある程度の金額になるまで出金手続きを取らないため、延々と入金されたお金を独占できる場合が多いのです。
この出金させない対応をとることで、最終的にオンラインカジノが入金額全額をせしめることを狙っているのです。
悪質なオンラインカジノではこうした問題となる事態が頻繁に起こっているのですが、とはいえボーナスが支給されなかったとした場合プレイヤーの増加は見込めません。
ボーナスを支給しないオンラインカジノはあまり見向きもされず、誰も遊んでくれない可能性が高いのです。
しかし、悪質なオンラインカジノのように大量にボーナスを支給しておけば、最終的には多くのユーザーがやってきてお金を使ってくれるようになるのです。
ボーナスはそれだけ重要なポイントです。
ボーナスによる詐欺行為が起きる理由は、オンラインカジノがボーナスに制限を加えているのが大きな理由です。
ボーナスを受け取った場合、ボーナスの額かその数倍程度しか出金させないという方法を採る悪質なオンラインカジノもあるのです。
ボーナス額までしか出金されないとなれば、得られる金額は数千円程度にとどまってしまいますし、ある程度出金額を増やしてくれたとしても結局得られる金額が大幅に制限される場合があるのです。
ここで気を付けたいところは、ボーナスの適性額を知ることです。
どれくらいの金額がボーナスとして支給されるのが一般的なのかしっかりと確認し、正常な範囲内に収まっているか確認するようにしましょう。
基本的にはオンラインカジノが支給するボーナスは10ドルで、ほかのサイトを経由した場合でも最大で40ドル程度です。
ただ40ドルも支給しているオンラインカジノは、基本的に知名度の高いサイトが採用している手法だと考えてください。
知名度の高いオンラインカジノで遊んでいれば、ボーナスによる制限などが加わっても出金できない問題は起こりません。
同時に知名度の高いオンラインカジノのボーナスは適正な数字の範囲内であり、明らかにボーナスが多すぎるという問題は起こらないのです。
ボーナスによる問題の被害を受けたくないと思っているなら、まずは知名度の高いオンラインカジノで遊ぶようにし、ボーナスについても調べておきましょう。
オンラインカジノはボーナスが多ければ多いほどいいように思われますが、実は無料で提供しているボーナスに限っては別の話です。
ボーナスの額が多ければ多いほど信用できないものと考えておきましょう。
できればボーナスの額は無料でもらえるものに限っては、10ドル程度が妥当だと考えてください。
そして10ドル以上のボーナスを得られる場合には、本当にオンラインカジノの知名度があるのか調べてください。
しっかりした調査ができていないと失敗する場合があります。
ボーナスを得てから出金条件に気づき、損失がわかってしまうのは誰しも避けたいと思うポイントです。
オンラインカジノが無料ボーナスでどのような方針を採用しているか把握し、怪しいと考えられるオンラインカジノには登録しないように心がけましょう。
悪質なオンラインカジノは絶対に避けること、そしてオンラインカジノで安心してプレイできる環境を作るためにも、ボーナスがあまりにも多すぎるオンラインカジノには近づかないようにするなど、念入りな確認作業によって安心感を作り上げるのです。